マママネー

子供の頃から節分といえば豆まきをして邪気を払って福を呼び込み、年の数だけ豆を食べというのが毎年の流れで、大人になった今でもそれは変わらず、「息子に節分ってなに？」と聞かれたときにざっくりとした説明はしたものの、節分についての知識が自分にはないなと思いました。

同じように子供に聞かれて、そういえば節分って？と思うママも多いのではないでしょうか？

「節分とは？」「豆をまく理由や時間帯は？」「そもそも鬼って？」など節分にまつわることを調べてみました。

節分とは？

季節の始まりの日の前日のことで季節を分けると言われていて、季節の変わり目には邪気（鬼）が生じると考えられており、それを追い払うための悪霊払いの儀式のこと。

邪気を払わないでいると次の季節に悪いことが起きると言われていたようです。

大豆をまく理由は？

豆まきには邪気を追い払うという飯見がありますが、昔から大豆には、五穀の一つとされる国例が宿されているそうで、お米の次に神事に用いられ以下の理由により大豆が使用されています。

○お米より粒が大きい

○穀霊は邪気を払うのに最適

○豆＝摩滅

豆は魔の目も意味していて、魔の目に豆をぶつけて退治するという意味も含まれているようです。

豆まきに使用される豆は必ず炒り豆ですが、生の豆を使って拾い忘れてしまうとそこから目が出てしまい縁起が悪いとされています。

鬼って？

豆まきは「鬼を追い払う」為に行われる行事ですが、「鬼ってなんなのか？」。

鬼は「陰（おん）」、「隠（おぬ）」に由来する言葉で、目に見えない邪気、この世の物とは思えないもの、のことで昔は災害や疾病などの災いは「鬼」の仕業と考えられていたそうです。

節分には鬼のお面を被るのが当たり前になっていましたが、目に見えない邪気を鬼のお面を被ることでわかりやすく鬼を退治すると考えられたのでしょうね。

豆まきの手順ってあるの？

一般的はその家庭の「主人」が鬼の仮面を被り、その他の人が豆をまくというイメージですが本来のやり方としては正しくなく、豆をまくのがその家庭の「主人」の役割、もしくは年女、年男、厄年の人がすると縁起がいいとされているそうです。

あくまでも風習なので今ではあってないようなものなのでそんなに気にする必要もないと思いますが、毎年鬼が違う人というのも豆まきの行事が楽しくなるかもしれません。

豆を実際にまく時は鬼を家から追い出すイメージで、「鬼は外」は外に向かって「福は内」は部屋に向かって豆を投げます。

これを家の奥の部屋から玄関まで順番に行います。

豆まきが終わったらまいた豆を自分の年より１つ多く食べます。

１つ多く食べるのは「新年の厄払い」の意味があるそうです。

時間帯は？いつ行うのがいいの？

邪気が生じるのは夜です。

ということで、豆まきを行う時間帯は夜が良いとされています。

しかし、お寺や神社の節分会も昼に行われたりしているので、豆まきの時間帯を絶対に「夜」とこだわらず家庭の都合のいい時間に行っても大丈夫です。

どうせ行うなら夜時間帯に、暗くて怖い雰囲気の中で豆まきをやる方がいいなと個人的には思いますけどねぇ。

まとめ

節分について調べていると知っているようで知らないことがたくさんあったなと感じました。

まず豆まきの鬼役は家の主人では本当ならダメということには驚きました。

節分の鬼役はいつもパパなので（笑）

奥の部屋から初めて玄関まで豆をまくという手順もしていなかったので来年の豆まきは風習通りに行ってみようかなと思いました。

我が家の息子はパパだと分っていても鬼のお面が怖いようで、必死になって豆をぶつけていました（笑）

泣きはしないものの必死な感じが見ていて笑えました。

節分は邪気を払い福を呼び込む行事ですが、家族そろって楽しめるイベントだなと改めて思いました。