マママネー

年が明けたと思ったら、あっという間に春も間近。
春先の行事と言えば、ひな祭りです。

女の子のいるご家庭では、雛人形を飾って家族でお祝いをしますよね。
クリスマスツリーもそうですが、雛人形も飾るときが一番楽しい時間だと私は思います。

当日はもちろんわくわくしますけれど、子供たちと一緒に

「これはどこに飾ろうか?」
「あれ、三人官女が一人いないよ!」
「五人囃子に混ざってた〜笑」

こんなふうにわいわい話しながら飾るひとときって本当に幸せです。
雛人形ってシルバニアファミリーみたいで、ミニチュアの世界観が可愛らしくてときめきますよね♪

ところでひな祭りの当日はもちろん3月3日ですが、雛人形の準備はいつするのが正しいのでしょう。

いつもなんとなく気づいた日に飾っている我が家ですが、これでよいのか不安になってきました……。

そこで!

今回は
・雛人形はいつから飾るのが正しいか?　

について、関東、関西、九州のそれぞれの地方について調べましたので、ご紹介します。

ひな人形はいつから飾るべき?【関東編】

関東地方では一般的には、

『立春（節分の翌日、2月4日ごろ）から２月中旬にかけて』

がよいとされています。

節分のあとに飾れば、厄払い後で縁起もよいし、3月3日のひな祭りまで約1ヵ月雛飾りを楽しむことができますね。

お正月飾りなども一夜飾りは縁起が悪いとされますが、雛人形も同様。

なるべく1週間前までの、できれば大安の日に飾るのがベスト、だそうですよ♪

ちなみに、2018年の立春以降の大安の日と言えば、
・2月9日（金）
・2月15日（木）
・2月20日（火）
・2月26日（月）

です。
参考にしてみてくださいね!

関西地方では、飾る時期がちょっと違った!

私は関東出身なのでまったく知らなかったのですが、関西では飾る時期がかなりずれているのだそう。

関西地方では、3月3日の頃から4月3日まで飾るのが習わしとなっています。

そして雛人形を飾るべき日は、

『3月2日頃の吉日』

でした!

（吉日というのは大安や友引です。）

関東とはだいぶ違っていますね。

関西地方では、年中行事に旧暦を用いることが多いのだそうです。

旧暦では4月3日がひな祭りなので、その日まで飾るのですね。

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※旧暦について
日本では1872年まで天保暦という暦法を用いていましたが、その翌年から太陽暦に改暦されました。

天保暦のことを〝旧暦〟、太陽暦のことを〝新暦〟と言います。

旧暦と新暦には1ヵ月ほどのずれがあって、旧暦バージョンの行事のほうが遅いんですね。
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お雛様とお内裏様の左右の位置も逆だったり、お人形の好まれる顔立ちのタイプも関東とは違いがあるのは興味深いです。

京都のお雛様のお顔は、より「はんなり〜」としてそうですものね笑。

九州はじつは〝ひな祭りの国〟だった!?

九州は「ひなの国九州」というキャッチコピーを掲げるほど、全国的にひな祭りのイベントが有名な土地柄なのだそうです。

たとえば、

・吊るし雛が有名な福岡県の柳川さげもんめぐり
・手作り雛人形の「おきあげ」が珍しい大分県の筑後吉井おひなさまめぐり

などは2月11日から4月3日まで開催されています。

こちらは旧暦を用いているようですね。

同じ地域でも、
・福岡県八女のぼんぼりまつりは2月11日〜3月11日。
・大分県のうすき雛めぐりは2月９日〜3月11日。

と期間が短くなっています。きっと新暦を採用しているんですね。

同じ九州で同じ地域でも、雛人形をいつから飾るかは、地域でそれぞれのようです。

まとめ

今回は、

・雛人形はいつから飾るのが正しいか?　

について、関東、関西、九州のそれぞれの地方について

ご紹介しました。

古くからある行事には、由来や決まり事がけっこうありますね。
でも、そもそものひな祭りの由来、つまり

女の子の厄を引き受けてくれる身代わり人形（雛人形）を飾るお祭り

という気持ちを忘れずに、心を込めて飾るのが大切だな〜と私は思いました。

そんな由来や意味を子供たちに説明してあげながら、今年も楽しく飾りたいと思います!

恵月人形本舗

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