高齢出産のリスクにはどんなものがあるの?

高齢出産。

そんな言葉、良く聞きますよね。

私含め、私のまわりの出産年齢も高くなっています。

私も若い頃に比べ、体力の衰えを感じるのは事実です。

そのように、年齢を重ねるにつれ、妊娠・出産にも体力の衰えが影響したり、トラブルが発症しやすいのは事実。

リスクを知り、予防や対処することは大切な事だと思います。

今回は高齢出産のリスクについて考えてみました。

不安を抱えているママさん、是非参考にしてみて下さいね。

※2019年10月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合があります。
※本ページはプロモーションが含まれています。
※本記事にはアフィリエイトプログラムを利用しての商品のご紹介が含まれます。本記事を経由しサービスのお申し込みや商品のご購入をした場合、サービスや商品の提供元の企業様より報酬を受け取る場合がございます。

スポンサーリンク

高齢出産とは?

高齢出産とは35歳以上の初産婦を言います。

昔は30歳以上をさしていたこともあり、私個人としては年齢のみで判断するのには疑問を感じていますが、医学上、そのような定義になるそうです。

実際に高齢出産の大半が正常な妊娠・分娩の経過をたどっていて、高齢出産が常に高いリスクを伴うということではないのが現状です。

ただ妊娠・出産時の夫婦の年齢が高いと、若いうちの妊娠と出産と比べて相対的にリスクが高くなりやすいと言うことのようです。

私は1人目を35歳、2人目を38歳、3人目を41歳で出産した高齢出産と言われる女性の1人です。

私個人の体験からのみ話せば、高齢出産だから、と言うことはありませんでしたし、3人とも安産でした。

私が唯一感じるのは、育児に対する疲れ方が違う事。

出産は年齢に関係なく、リスクが伴う可能性があることだと思っています。

そのくらい奇跡的で、大変で、感動的な事だと。

ただ、医学的リスクが年齢により高まる事は、出産だけではなく言えることだと思います。

今は医学も進歩し、リスクに対処できる方法がありますので、知っておくことで不安を解消できると思います。

スポンサーリンク

高齢出産、知っておきたいリスク

高齢出産と区切りたくはないですが、高齢出産に伴うリスクをあげてみます。

まず高齢分娩のリスクとしてあげられるのが、妊産婦死亡の高さです。

日本では40歳を過ぎると、20~24歳の妊婦の20倍以上まで妊産婦死亡のリスクが高まるとされています。

次に、流産・早産する危険性が高まるとされています。

このリスクが高まる危険因子は、遷延分娩・分娩停止・分娩時出血量増加・産道損傷・帝王切開率の上昇などだそうです。

高齢になるにつれて妊娠を可能とする条件・能力が低下していくと言う前提条件があると言う事です。

また、遺伝子疾患の発生率は上昇し、新生児のダウン症の発生率が高くなる傾向にあります。

こう言う観点については、いろいろな意見があると思いますが、高齢出産をした私からすれば、また障害児やダウン症の子どもたちと日々接している私からすれば、何をリスクとするかは難しいです。

私が思う一番のリスクは、母子の死亡率が高まること。

それ以上のリスクはない気がします。

私は2度流産を経験しており、「それは高齢だったから」とされることには違和感がありますが、亡くなってしまうことはたとえようのない悲しみです。

妊娠時に血圧や糖の数値が高くなったり、むくみが出たり・・・。

私は3人ともそのような事はなかったですが、これは年齢だけでなく、体質や生活環境、精神的なことなど、いろいろな条件が伴うと思います。

それほど妊娠・出産は母体に負担がかかることですよね。

また、高齢出産の定義が、女性の年齢をさすことから、何かしらあった場合に女性の方のみを対象として考えられることが多いですが、私はそれにも違和感を覚えます。

妊娠には相手もいることで、もう少しそこにも視点をおかなければ、リスクを母親が1人で背負ってしまう気持ちになりかねません。

確かに妊娠・出産するのは女性ですが、女性のみにリスクを押し付けるような表現は違和感を覚えてしまうのです。

その他のリスクとしては、子宮筋腫や卵巣嚢腫などの婦人科合併症の発生頻度が高くなること。

母体の太り過ぎによる高血圧や妊娠糖尿病のリスクが高まる事。

血流が悪くなり胎児が低栄養になることで発育が阻害されるリスク。

母体が痩せすぎも、赤ちゃんが低体重児で産まれてくるリスクが高まり、低体重児で産まれた赤ちゃんは将来糖尿病や心臓病など生活習慣病を発症するリスクが高くなるとされています。

また、高齢で初産の場合、産道や子宮口が硬くなっていることで難産になるリスクが高まるとされています。

産後の回復も若い人に比べて遅くなりがちともされます。

私自身は3人とも、産後の子宮の回復も順調でしたし、仕事の事情から、出産2か月後には仕事をゆるやかにスタートしていました。

もちろんこの先、さらに歳を重ねた時にいろいろ体にかけた負担がでてくるかもしれません。

そのためにも健康管理は普段から必要さを感じています。

妊娠、出産は母体にかかる負担も大きいものですが、リスクを考えて不安になることは、妊婦の精神状態にも良いとは思えません。

正しくリスクを知り、心配事は医療機関できちんと相談し、リスクにどう対処するかを考えて、妊娠・出産にのぞむことが一番だと思います。

高齢出産、大切なこと

私自身が一番大切なことは、高齢出産だから、と言う事だけではなく、妊娠・出産にはリスクが伴う事を知り、正しい情報を知る事。

前に医大の先生と話していて、今は情報がいろいろなかたちであふれかえり、何が正しいのかを判断するのが難しいことをお話したら、「本当にこの人その病気や障害のある子どもを育てているの?接しているの?と言う内容も沢山あるよ」と言われました。

以外に正しい情報を知ることが難しいのかもしれませんよね。

赤ちゃんは話すことが出来ません。

少しでも不安なことは医療機関できちんと相談する事。

不思議な事に、ママが感じるちょっとした違和感が重要なことは多くあります。

少しの変化でも、母体が一番感じるものだと思います。

このくらい、と思わず、相談しましょう。

まとめ

○高齢出産の定義は35歳以上の初産婦

○高齢分娩のリスク

✔妊産婦死亡率が高まること

✔流産・早産する危険性が高まること

✔遺伝子疾患の発生率の上昇と新生児のダウン症の発生率が高くなる傾向にあること

✔子宮筋腫や卵巣嚢腫などの婦人科合併症の発生頻度が高くなること

✔母体の太り過ぎによる高血圧や妊娠糖尿病のリスクが高まること

✔血流が悪くなり胎児が低栄養になることで発育が阻害されるリスクがあること

✔母体の痩せすぎにより、赤ちゃんが低体重児で産まれてくるリスクが高まること

✔産道や子宮口が硬くなっていることによる難産のリスクが高まること

✔産後の回復も若い人に比べて遅くなりがちであること

私も3度の出産は3度とも同じとはいきませんでしたが、いろいろな不安や喜びを経験し、赤ちゃんに会えた時の感動は忘れません。

高齢だからとくくるのでは無く、備えられることは気を付けてくださいね。

※2019年10月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合があります。
※本ページはプロモーションが含まれています。
※本記事にはアフィリエイトプログラムを利用しての商品のご紹介が含まれます。本記事を経由しサービスのお申し込みや商品のご購入をした場合、サービスや商品の提供元の企業様より報酬を受け取る場合がございます。

投稿者プロフィール

mamatasu
mamatasu
ママタスと申します。子育て中のママさんが抱える悩みや疑問、たとえば、育児、夫婦関係、健康、家族でのレクレーション、マネー情報を中心に情報発信しております。

スポンサーリンク

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る